こんにちは!自営業妻のはた坊です。

経理って、何から手をつければいいの?



帳簿って聞くだけでムズカしそう…



具体的に何をやればいいかわからない…。
そんな風に感じている自営業妻の皆さん、大丈夫!
ズボラな私でも続けられた、”最初はこれだけ押さえればOK!”というポイントを10ステップにまとめました。
1. 現金と通帳のお金の出入りを記録するクセをつけよう


最初はざっくりでもOK!
- 銀行:入出金明細をチェック
- カード:利用明細をチェック
- 現金:エクセルや手書きで入出金を記録
2. プライベートと事業用のお金は分ける
家計と混ざっていると後々地獄です。
最初から銀行口座は分けていたけど、カードと現金がごちゃまぜ…。
カードを2枚にして、支払う時に気を付けるようにしただけで、お金の流れがすごく見やすくなりました!
まずは分けることから始めましょう。
3. 領収書・レシートは全部とっておく
明らかに要らないものは捨ててOK。
迷ったものは一旦保管しましょう。
4. 会計ソフトは神。無料でも十分。


手書きの何十倍も効率的に経理の処理ができます。
数年前までは高額なインストール型ソフトが主流でしたが、今はクラウド型が主流。
無料で使えるものも多く、登録してすぐに使い始められます。
「経理って大変そう…」というイメージが「経理ってこんな感じか~」に変わるだけでも気持ちがラクになりますよ◎
10年間インストールタイプの会計ソフトを使っていました。
仕訳は辞書を使って効率化してもすべて手入力。
クラウドタイプの会計ソフトに変えると、
- 銀行の明細
- クレジットカードの明細
を自動で取り込んでくれるので、仕訳作業が格段にラクになりました。
しかも年間利用料も1/2にコストダウン◎
5. 「経費になるもの」をざっくり知っておこう


まずは王道だけしっておきましょう。
勘定科目 | 例 |
---|---|
通信費 | 電話代、インターネット代、切手代など |
消耗品費 | 事務用品、掃除用具など |
旅費交通費 | 電車代、タクシー代、出張の宿泊費など |
会議費 | 打合せのコーヒー代、飲食代など |
接待交際費 | 取引先とのランチ代、飲み会代 |
研修費・図書費 | ビジネス書籍、セミナー、資格取得のための研修費など |
車両費 | ガソリン代、駐車場代など |
水道光熱費 | 電気代、ガス代、水道代 |
仕入高 | 仕入れた商品の代金 |
外注費 | 業者に依頼した作業の代金 |
この辺りを知っていればとりあえずOK!
家計用と混ざっているものは「家事按分」と言って、事業用分をわけて経費にする必要があります。
↓詳しくはこちら↓
6. 売上がいくらか、ちゃんと記録しよう


あとで困らないように記録しましょう。
売上は
- すぐ代金をもらう(現金売上)
- 後日代金をもらう(売掛)
で処理の仕方が変わりますよ!
売った時に一度記録すればOK
【売掛とは?】「売って、入金は翌月」のような場合。
- 売った時:「売掛金」(後でお金が入る予定)として記録する
- 入金時:売掛金の回収として記録する
「5.経費になるものを知っておこう」で紹介した「仕入高・外注費」も同じように「現金仕入」か「買掛」として記録しましょう!
7. 月に1回「経理の日」を決めて習慣化


最低でも月1回やる習慣をつけましょう。
月末締めなら翌月10日頃に請求書などが届き終わるのでおすすめです。
週1ルーティーン化できればなおよし。まずは月1でも◎
▶ 忙しくてもこれだけやればOK!週1回でできる経理ルーティン
請求書は夫が作成するので、開業当初は締日なんてなし。
請求書や領収書がきたらその都度処理。
育児のすきま時間でちょこちょこ作業しているせいか、達成感がわきませんでした。
末締めに整えたことで、
- 書類が揃うタイミングが把握しやすくなった
- それまでは放っておいても罪悪感なし
- まとめて処理して達成感!
と変化を感じています◎
8. 迷ったら「ググる or 聞く」
今はネット検索でたくさんの回答がでてきます。
少しずつ理解して、自分のレベルをあげていきましょう。
最近はAIもたくさんあるのでChatGPTでもOK◎
私は経理歴10年以上ですが、しょっちゅう検索していますよ!



ChapGPTなら24時間365日聞いてくれる♪
9. 確定申告の期限と必要な書類を知っておこう


個人事業主・フリーランスの場合、
毎年1月1日~12月31日分を翌年3月15日までに申告するのが確定申告のルールです。
期日を過ぎて申告すると延滞税が乗っかるし、申告しないと過去5年分に遡って調査されます。
怖すぎます。
確定申告は「めんどくさいもの」ではありますが、事業の結果が把握できるメリットも◎
どうせやるならしっかり節税しましょう!
- 本人確認書類
- 確定申告書※
- 青色申告決算書※
- 青色申告承認申請書※(初年度のみ。開業後2ヶ月以内に提出)
- 医療費控除明細書
- 住宅ローン控除(ローン借入後10年)
- 寄付金控除(ふるさと納税)
- 源泉徴収票(給与所得がある場合)
※印は会計ソフトで作れます。
税務署に行かずにe-TAX(電子申告)で申告する場合は他に利用者識別番号と電子署名が必要です。
必要なものを一覧で見ると「めんどくさそう…」という気持ちがこみ上げてきますよね。
1回やれば「そういうものなんだ」とわかってくるので、一緒に頑張りましょう♪
10. 「これでいいのかな?」と思っても続けること
とりあえず迷ったら「仮」仕訳して、メモしておいて次に進む。
余裕があるときに調べる、知識のある人に聞くなどしてちょっとずつ進む。
そんな継続がいちばんの力になります!
おわりに
経理って、やってみると案外「地味な家事」と似てるかもしれません。
毎日の積み重ねが、一番の節税になるんです。
少しずつ、自分のペースで覚えていきましょ〜!
開業したばかりならまずはこちらから↓
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