- 確定申告前になって慌てて帳簿付けしてる…
- 経理がめんどくさくて後回しにしてしまう…
- 数字を見ると頭が痛い…
- 確定申告前に慌てるのはもう嫌!
こんなお悩みを抱えていませんか?個人事業や副業を始めたなら仕事に集中したいと思うのは当然のこと。でも経理を後回しにしていると不安になったり、頭の隅で気になっていませんか?
経理を後回しにすると事業の財務状況がわからず無駄な投資をしてしまったり、支払いが遅れて信頼を失うことにつながります。確定申告前にまとめてやると、領収書が山積みで余計に時間がかかることにもなります。
でも領収書や請求書をもらうたびに処理するのも効率が悪い…。どうすれば効率よく習慣化できるの?と悩む方はとても多いです。
結論、めんどくさい経理は週1回ルーティーン化することで、ためずにラクに処理できるようになります。
- 経理がめんどくさい原因
- 週1ルーティーンの具体的な流れ
- 経理業務を続けるためのコツと効率化アイデア

1. なぜ個人事業の経理は「めんどくさい」と感じるのか
1-1. 事業と家計の区別があいまいになりやすい

個人事業主は「仕事とプライベートのお金」が混ざりやすいのが最大のつまづきポイントです。例えば、
- ガソリン、スマホ代、電気代など事業・家計の両方で使うものがある
- 個人用の銀行口座から事業の入金や引落がある
- 1枚のクレジットカードで支払うから仕分けが大変
- 領収書を見ても「経費?家計の支出?」と考える手間がある
この状態が頻繁に起こると、経費に計上するのを忘れたり、事業と家計のお金が混ざって混乱。「あとでいいや…」が積み重なって、めんどくささは倍増します。
1-2. 領収書や請求書が散らかる

事業をしていると保管しておくべき資料が増えます。家計の支出なら家計簿につけたら即処分できますが、事業用の支出なら7年間保管が必要。散らかる要因は以下のようなものがあります。
- 領収書がかばんや財布にたまる
- 小さな領収書は失くしやすい
- 月末・年末にまとめて処理しようとするとすごい量に…
さらに紙の資料はしばらく後から見直すと、「これ何買ったんだっけ??」と記憶を掘り起こすところに戻ってしまうので頭を使って案外疲れてしまいます。
1-3. 確定申告直前にまとめてやると地獄

「めんどくさい…」「また来週にしよう…」と度々後回しを続けていくとその時はラクでも、確定申告から逃れることはできません。結局確定申告前に慌ててやる羽目になり、定期的に処理するよりもさらに辛い状態に追い込まれます。
- 数ヶ月前のことを思い出さないといけない
- 量が多すぎて「よしやろう!」という気にならない
- 会計ソフトの入力が数百件にもなる
- 慌てて入力するのでミスしやすく残高が合わないことも
- 期限は迫っているのに終わらなくてストレス増大
- 経理作業中は本業に時間を割けない
1-4. 会計ソフトの使い方に慣れていない

会計ソフトを使えば効率化できるのはわかっていても慣れるまでは何かとつまづくことが多いものです。会計ソフトに慣れる前に申告時期を迎えると、「何をどうするんだっけ?」というところから始まるためさらに面倒に感じることでしょう。例えば、
- 最初の設定が難しく感じる
- 科目選びに時間がかかる
- 金融機関やクレカの明細の取り込みが多すぎて時間がかかる
いくら会計ソフトが便利でも、使いこなせないと触るのが面倒になり、経理作業がさらに面倒になる…という悪循環にはまる人も少なくありません。
はた坊私も最初は家計と事業が混ざっていたり、久しぶりに会計ソフトを開いて何からするんだっけ…と時間がかかっていました。
2. 経理をためない!「週1ルーティン」の4ステップ


最初は何度もつまづいた私も経理を週1ルーティーン化できるようになると、「帳簿つけなきゃ…」のストレスから解放されました。時間がなくても週1回・30分でできる経理の流れを4ステップで紹介します。
Step1. 領収書・請求書をまとめてチェック(10分)
- 領収書・請求書を一箇所に集める
- 事業の領収書・請求書だけ残す
- 「日付・金額・内容」が読めるか確認
- このタイミングでスキャンしてデータ化しておくと効率的
- もし原本を失くしてもデータが残る
- 紙の領収書を何度も整理する手間が省ける
領収書の管理はこちらを参考にするともっと時短できます!
▶ ズボラでも続く!個人事業主のレシート整理5ステップとおすすめ整理グッズ
Step2. 事業と家計で銀行・カード・現金を分ける(5分)
事業と家計で銀行・クレジットカード・現金財布は必ず分けましょう。家計と混ざると後で分けるのが大変です。1つの銀行・クレジットカードを共有している場合は「どの支出が経費か」をチェックする必要があります。
事業と家計をしっかり分けていれば、Step2は省略可能です。できるだけ早く事業用の口座・クレジットカードは準備しておきましょう。
こちらの記事で詳しく解説しています。
家賃・光熱費・通信費などで家計と事業の両方で使っているがあれば「事業に使った分だけを按分して」経費に計上することができます(家事按分)。按分するものは経費にする割合を常識の範囲で決めておきましょう。
「家事按分」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
Step3. 会計ソフト or エクセルに入力(15〜30分)
Step1、Step2で整理した事業用の領収書、銀行の入出金明細、クレジットカード明細をもとに会計ソフトやエクセル(Excel)に入力していきましょう。
- 金額・日付・用途を入力
- わからないものは仮入力して調べる or 税理士に相談することをメモしておく
- わからないまま放置しない
わからないまま放置しても、勝手に解決することはありません。次回領収書のチェックをした時に「これなんだったっけ?」というところから始めることになり労力は2倍かかります。「わからないけど、仮入力してメモしておく」ことがとっても大事です。
Excelよりも会計ソフトを使う方が以下のようにメリットがたくさんあります。
- 領収書を撮影すれば自動入力してくれる会計ソフトがある
- 銀行、クレカ明細を自動で取り込み
- 領収書を添付するだけ
- 毎月ある請求書や光熱費などの出費は辞書機能で仕訳もかんたん
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詳しくはこちらの記事で解説しています。
▶ マネーフォワードクラウド確定申告ってどう?初心者が使った感想と特徴を画像付きで徹底レビュー
Step4. 残高・現金チェック(5分)
銀行やクレジットカードの明細を会計ソフトと連携しておけば、残高が合わないという事態も防ぎやすくなります。現金払いが多い人はStep4でしっかり残高を合わせましょう。
- 現金残高・預金残高:帳簿の残高と合うかチェック
- クレジットカードの未払金残高が合うかチェック
- 残高が合わない = 計上漏れや入力ミスがある
- 現金払い:帳簿残高と合うか確認
- クレジットカード払い:会計ソフトに取り込んだ明細から入力。未払金の残高とクレジットカード明細の未払分が一致するか確認
クレジットカード払いを徹底すると現金残高のチェックがスムーズになります。



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▶ クレジットカードで経理の業務効率化!MFクラウド確定申告と連携で経理業務を大幅削減!
3. 忙しい人でも続けられる工夫


3-1. 経理の日を固定する
経理は「時間ができたらやろう」と思っていると何かと理由をつけては「また今度でいいか」となりがちです。
例えば「日曜日は経理の日」というように、「毎週この日にやる」となんとなくでも決めておくと、仮にできなかった場合でも翌日優先して取り掛かれたり、翌週まとめて挽回するという風な対策ができるようになります。
3-2. 締め日を決める


締め日を決めておくことも重要です。事業が小規模のうちは、早く入金してもらうために納品後すぐに請求書を送付する人が多いでしょう。事業が安定してきたら締め日を決めるようにしていきましょう。
締め日を決めるメリット
- 1件ずつ処理するより1ヶ月分まとめて処理した方が経理負担が少ない
- 経理作業が集中する時期がわかるようになってくる
- 取引先への支払日が固定しやすくなり支払漏れが防げる
- 取引先からも「きちんと管理している」と印象UP



中小企業の経理担当ですが、支払日が固定されている企業は信用できます。毎月支払日がバラバラで支払が遅れると「大丈夫かな、この会社…」と感じます。
- 売上:月末締めで請求
- 仕入:月末締めの企業が多く、翌月10日ごろに請求書が届く。請求書が揃ったらまとめてスキャン、会計ソフトに入力。仕入先への振込は25日にまとめて振込予約をする
- その他:銀行引落、領収書、カード払いの入力は週1で行う
3-3. 経理スペースを作る(動線を短くする)


経理専用ではなくても、事務用品をまとめたスペースを作っておくと取り掛かりやすくなります。
いざ帳簿をつけよう!と思ってから、パソコンをかばんから取り出し、領収書を遠くの書棚からとってきて…となると、取り掛かるまでに時間がかかり、やる気も遠のきます。
私の経理スペース
- PCは電源入れっぱなし
- PC横にスキャナー(ScanSnap)設置
- デュアルディスプレイで見やすく
- デスク下に未処理の請求書・領収書を入れる引き出しを設置
- PC横に領収書を入れるじゃばらファイルも常備
すきま時間でもさっと取り掛かれるように、PC周りの動線を考えています。
3-4. 専用スキャナやレシート撮影アプリを活用
領収書や請求書を素早くデータ化できると経理業務は格段にラクになります。
A4サイズはまとめてスキャンができる複合機もありますが、領収書は小さいため家庭用・業務用の複合機でも1枚ずつ読み取るのはかなり面倒です。
ScanSnapやレシート撮影アプリがあれば、すきま時間で領収書を取り込むことができます。私は領収書は先にScanSnapでPCに取り込んでおき、領収書の原本はじゃばらファイルにポイっと入れてしまいます。
マネーフォワードクラウド確定申告のスマホアプリなら領収書を撮影すると、AIが仕訳を提案してくれるので帳簿付けもカンタンになります。
3-5. ゴールのハードルを下げる


確定申告に慣れていないと「経理は間違えたらいけない…」と慎重になりがちです。
たとえ間違えた申告をしても、悪意のある間違いでなければ税務署は優しく教えてくれます。修正申告をしてきちんと納税すれば罰せられることはありません。
- 完璧は目指さなくてOK
- 6割できればOKの気持ちで取り組む
- 終わったら自分にごほうび◎
支払いが遅れないようにする、領収書や請求書をためこまないことを目標に、間違えてもOK!と考えて取り組みましょう。慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、流れがつかめれば「ためなければラクに終わる」ようになります!
まとめ
めんどくさい経理をラクにするための週1ルーティーンを4ステップで紹介しました。
経理は「後回しにしたくなるもの」ですが、週1でやることで以下ようなメリットがたくさんあります。
- 入力漏れ・仕訳ミスが激減
- まとめ作業が数時間 → 数十分に短縮
- 書類整理のストレスもなくなる
- 節税対策(経費計上漏れ防止)にもつながる
毎日の歯磨きも習慣化すればやらないと気持ち悪くなります。経理も同じで領収書がたまっていくとめんどくさい…と思っていたのが、やらないと落ち着かない、やったらすっきり!という存在に変わってきます。
まずは週1回、コーヒー片手にゆるっと気楽にやれば未来の自分に「ありがとう」って言われるはずです。
経理を始めたばかりの方はこちらの記事もご覧ください。
▶ 【保存版】経理初心者が最初にやるべき10ステップ|超入門ガイド
すきま時間を活用!スマホで経理をやりたい人はこちらの記事もご覧ください。


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