- 開業届を出したけど、次に何をすればいいかわからない
- レシートを取っておけばいいのはわかるけど、その後どうするの?
- 確定申告、去年はなんとかなったけど合ってるか不安…
大丈夫です!経理歴13年のズボラな私が、最初はこれだけ押さえればOK!というポイントを9ステップにまとめました。
「完璧にやろう」と思わなくて大丈夫。まずはこの9ステップを眺めるだけでも、経理がぐっと身近になりますよ。

1. プライベートと事業のお金を分ける

銀行口座、クレジットカード、現金の3つはプライベートと事業できちんと分けましょう。混ざっていると、あとあと地獄です。
▶ 個人事業主の口座は分けるべき?失敗しない分け方と運用方法を解説
銀行口座は分けていたけど、クレジットカード・現金が家計とごちゃまぜでした。
- カードを2枚にして
- 支払いをプライベートと事業で分けるようにしただけ
で、お金の流れがわかりやすくなりました!
まずは分けることから始めましょう。
2. 領収書・レシート・請求書は全て保管
領収書・レシート・請求書など、事業に関する書類はすべて保管しましょう。迷ったものはとりあえず確定申告までは取っておけばOK。明らかに関係ないものは捨てて大丈夫です。
WEB請求書など自分で取得する必要があるものは、請求が上がったタイミングで忘れずにダウンロードしておきましょう。
▶ ズボラでも続く!個人事業主のレシート整理5ステップとおすすめ整理グッズ
3. 会計ソフトを使おう

経理初心者に一番おすすめしたいのが、クラウド型の会計ソフト(マネーフォワード・freeeなど)です。銀行・クレジットカードの明細を自動で取り込んでくれるので、入力の手間がぐっと減ります。
マネーフォワードやfreeeなら簿記がわからない人でも仕訳ができるガイドがついているので、案内に従って入力していくだけで仕訳ができるようになっています。1ヶ月無料などのトライアル期間があるものが多いので、まずは触ってみるだけでOK。
私自身、10年間使っていたインストール型からクラウド型に変えたら、作業時間もコストも半分以下になりました。「経理って大変そう…」というイメージが変わりますよ。
▶ マネーフォワードクラウド確定申告を徹底解説!個人事業主におすすめのクラウド会計ソフト
4. 「経費になるもの」を知っておこう
経費になるものを知っておくと、確定申告で正しく節税できます。まずはよく使う勘定科目だけ押さえておきましょう。
| 勘定科目 | 例 |
|---|---|
| 通信費 | 電話、インターネット、切手 |
| 消耗品費 | 事務用品、掃除用具など |
| 旅費交通費 | 電車、タクシー、出張の宿泊費 |
| 会議費 | 打合せのコーヒー、飲食代 |
| 接待交際費 | 取引先とのランチ、飲み会 |
| 研修費・図書費 | ビジネス書籍、セミナー、資格取得のための研修費など |
| 車両費 | ガソリン、駐車場など |
| 水道光熱費 | 電気、ガス、水道 |
| 仕入高 | 仕入れた商品の代金 |
| 外注費 | 業者に依頼した作業の代金 |
自宅兼事務所の家賃や電気代・スマホ代など、家計と事業の両方で使うものは「家事按分」として、事業分だけ経費にできます。
▶ 家事按分とは?割合の決め方・目安・仕訳方法を実例で解説【個人事業主向け】
5. 売上を記録しよう

売上は受け取るタイミングによって2パータンあります。
- 売った時すぐ代金をもらう(現金売上)
- 後日代金をもらう(売掛)
会計ソフトを使えば、入力するだけで自動的に処理してくれるので「こんな風になるんだ」くらいに眺めておきましょう。
現金売上の場合
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 現金 | 10,000 | 売上高 | 10,000 |
売掛の場合
| タイミング | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 売った時 | 売掛金 | 10,000 | 売上高 | 10,000 |
| 入金時 | 普通預金 | 10,000 | 売掛金 | 10,000 |
6. 支出を記録しよう
支出も売上と同じように、支払うタイミングによって2パターンあります。
- 買った時すぐ代金を支払う(現金仕入)
- 後日代金を払う(買掛)
外注費(業者に依頼した作業の代金)も同様にすぐ払うなら現金払い、後日払うなら買掛で仕訳します。会計ソフトを使えば自動で処理してくれるので、こちらも参考程度に眺めておきましょう。
現金仕入
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 仕入高 | 10,000 | 現金 | 10,000 |
買掛
| タイミング | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
| 買った時 | 仕入高 | 10,000 | 買掛金 | 10,000 |
| 支払時 | 買掛金 | 10,000 | 普通預金 | 10,000 |
7. 迷ったら調べる・相談する
経理は完璧にやろうとしなくて大丈夫です。わからないことが出てきたら、その都度調べれば十分。経理歴13年の私もしょっちゅう検索しています。chatGPT、GeminiなどのAIも24時間対応してくれるので、気軽に使ってみてください。
それでも解決しないときは、税理士や専門家に相談するのが安心です。「仕訳がこれで合っているか確認したい」という軽めの相談なら、LINEで気軽に聞けるサービスもありますよ。
▶ 税金・確定申告で不安なとき、どこに相談する?個人事業主の相談窓口5選
8. 確定申告の期限と必要書類を知っておく

個人事業主・フリーランスの確定申告は、1月1日~12月31日分を翌年3月15日までに申告するのがルールです。期限を過ぎると延滞税が発生し、申告しないと過去5年分をさかのぼって調査されることもあります。早めに準備しておきましょう。
- 本人確認書類
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- 医療費控除明細書(該当する場合)
- 住宅ローン控除書類(該当する場合)
- ふるさと納税の寄付金受領証明書(該当する場合)
- 源泉徴収票(給与所得がある場合)
確定申告書・青色申告決算書は会計ソフトで作れます。
e-Tax(電子申告)を使う場合
税務署に行かずにオンラインで申告できます。マイナンバーカードと利用者識別番号の取得が必要です。持っていない方は先に取得しておくのがおすすめです。
9. 月1「経理の日」を決めて習慣化

経理はためるとイヤになります。月1回「経理の日」を決めて、習慣にしてしまいましょう。月末締めにしておくと、翌月10日頃に請求書や明細が出揃うので、まとめて処理しやすいです。
私自身、締め日を決めていなかった頃は「領収書溜まってきたな…」と放置している罪悪感があり、効率も悪かったと思います。月末締めに整えてからは、10日過ぎまで放置しても罪悪感なし・まとめて処理して達成感!とメリハリがつくようになりました。
▶ 個人事業主の経理がめんどくさい人へ|確定申告をラクにする月1ルーティーン
おわりに
最初はみんな手探りです。「これでいいのかな?」と迷ったら、仮で進めて後で調べる、を繰り返しながらちょっとずつ覚えていけば大丈夫です。経理って、やってみると案外「地味な家事」と似ているかもしれません。月1コツコツ続けることが一番の節税への近道です。
少しずつ、自分のペースで覚えていきましょう!
「自分のやり方で合ってるか不安」「もう少し効率よく進めたい」という方は、お気軽にご相談ください。
経理の基本が掴めてきたら、次は簿記の知識もあると心強いです。



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